東北を歩く~鉄道とバスと徒歩で東北へ~


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はじめに

 

「鉄道」と「バス」と「歩き」だけにこだわり、40年にわたり東北の地を訪れている中年が立ち上げたホームページです。

恐山
恐山(1984年撮影)

 昔から1人旅が好きであった私は、学生時代を名古屋で過ごしたこともあり、以前はもっぱら信州に足を運んでいました。中でも「秘境」、「秘湯」、「廃線跡」といった少しマニアックな場所を好んでいました。社会人になって勤務先が東京になってからも信州に通っていましたが、2年目の夏に、東北に1度行ってみればと同僚からの勧めもあり、1984年の夏に1週間ほど東北へ1人旅に出ました。その時の印象があまりにも強烈で、東北地方の素晴らしさにすっかり魅せられてしまったのです。それ以来、周りがスキーやゴルフに興じている中、給料のほとんどを東北行きにつぎこみ、毎週末のように東北に出かけるようになりました。 

ねぶた祭り
ねぶた祭り(1987年撮影)

 その後、30年近くをかけて、青森、岩手、秋田、宮城、山形を廻り、いよいよ福島県に進出する2011年にそれは起きたのです。

 私が約30年近く愛し続けた東北の地が、津波に流される映像を見た時の衝撃は忘れることができません。その時、私に何が出来るのかを考えた場合、もっともっと東北に出向くことこそが復興のための貢献と決意したのです。

 福島に進出して約10年、コロナの非常事態宣言を避けながら、ようやく福島県の最南端に達しようとしている今、還暦を迎え、これからの私に残された道を考えてみました。

①このペースで日本全国を周る

 ⇒ 「×」これまで要した期間と残りの健康寿命を考えると絶対無理

②学生時代に愛した信州、もしくは東北の延長として、新潟、栃木、群馬に進出する

 ⇒ 「△」これは有りかも

③今まで訪れた東北の地で、見逃していた、もしくはその後に発見した名所を再度回る

 ⇒「○」これは多いにあり。なにしろ東北を周り始めたのは40年近くも前です。その後、新しく出来た名所がたくさんあります

④これまで行った中で、是非、皆さんにもご紹介したい場所をホームページで公開する。

 ⇒◎これは絶対にあり。なにしろ東日本大震災発生時に、東北の地に通うことこそが最大の貢献と決意したのですから

 

 こうして、東北6県でこれまでに行けなかった地を訪れる一方、これまで訪れた中から、是非、皆さんにもご紹介したい場所をホームページで公開するに至りました。幸い、旅のメモは多く残しています。後は旅のメモと当時の状況を思い出しながら作成することで出来そうです。

奥入瀬渓流
奥入瀬渓流(1987年撮影)

 こんな私ですが、1点、強いこだわりがあります。それは絶対に「車」を使わずに、「鉄道」と「バス」と「徒歩」だけで目的地に行くことです。私は家では車を運転しますし、むしろ運転は好きな方です。ただ、旅先で車を使って目的地に行ってしまうと、行くこと自体が目的になってしまいそうなので、絶対に車は使いません(注:一部例外あり。後述ご参照)。出来るだけその土地の空気を吸って、その土地の人と話しをしながら旅をすることに心がけています。

 従ってここでご紹介する場所は、駅から歩いていける場所、もしくは路線バスを使って行けるところばかりです。歩きの場合、目的地までの距離を最大10km程度までとして、それ以上の場合は、どうしても行きたい場所であっても断念しました。 

  ただそれでも少しだけ例外を設けていて、以下のような場合等に限り、片道だけはタクシーを使うことをOKとしています。

・路線バスの時刻が、朝1便、夕方1便のような場合

・帰りの時間が夜になってしまった場合、極端に疲れている場合  など

 また地方のコミュニティバスに乗ることも「良し」としています。

 

大間崎
大間崎(1984年8月撮影)

 こんなつまらないことにこだわっていますが、実際に私が行った中から、観光ガイドにはあまり記載されていないような場所で、皆さんにも是非訪れて頂きたい東北の素晴らしい場所をご紹介するようにしました。ページの構成は、東北6県ごとのページ構成になっていますので、上のメニューバーから選択頂ければと思います。

 また目的地のご紹介に加えて、「鉄道とバスと歩き」のみで目的地に行く方法や珍道中についてもご紹介させて頂きたいと思います。会社勤めをしながらですので、2週間に1箇所程度の更新の予定ですが、ぜひ、皆さんがこれをお読み頂き、東北の地に足を運んで頂けるようになれば幸いです(もちろん車を使わずに・・)。また皆さんからも、車を使わない手段で行ける地の情報を頂ければありがたいです。

 

 なおなにしろ40年前に写した写真もあります。当時はスマホはもちろん、デジカメもありませんでした。残っていた写真をデジタル化したので、非常にお見苦しい写真もあります。また既に路線バスが廃止されていたり、目的地すらなくなっている場合もあります。出来るだけ最新の状況も調べて、現在でも鉄道とバスと歩きで行ける場所を選ぶようにしていますが、もしこれをお読み頂き、その地に訪れるということになれば、是非、最新の情報をご確認頂きますようお願いします。